岡田斗司夫さんはご自身のYouTubeチャンネルで、「自分の人生が一貫していると、自分を閉じ込める檻になる」とおっしゃっていました。
https://www.youtube.com/live/oVoJgcLBDjs?si=EXQ1xilph9UHO_TL
私も全く同意です。
人は誰もが自分自身の好みや興味を持っています。それは何か特定のことに対しての愛情であったり、ある道に進むことに対する意思表示であったりします。一見すると、これは素晴らしいことのように思えます。しかし、私はこれが自分の人生を狭めてしまう可能性があると考えています。
例えば、「私は○○が好きだ！」と堂々と宣言することは、その好きなものに囚われすぎてしまうことがありませんか？
昔の漫画にありそうなエピソードでは、「私はクラシック音楽が好きだ。それ以外は認めない」みたいなこと口にしちゃって、その後好みのロックグループができたのに、好きと言えない。みんながライブに行っているのに自分も行きたいとは言えなかった、とか？
もちろん、何かに情熱を注ぐことは素晴らしいことですが、それが自分の人生を制約するような影響を与えると問題が生じます。
私たちの好きやこだわりは成長と発展の機会を逃してしまう恐れがあります。自分が一貫して興味を持っている分野に固執しすぎると、他の可能性に気づくことができなくなるのです。新しい趣味や関心事を見つけること、自分の興味の幅を広げることは、豊かで充実した人生を築くために重要です。
また、ある道に進むことを決めることも同様です。自分の将来の方針を定めることは重要ですが、それが自分を規制することになる場合もあります。私たちは進むべき道を選ぶことで、他の可能性を見落とすことがあります。また、選択した道が思ったような結果をもたらさない場合には、固執してしまい、新しい道を探す勇気や機会を失ってしまうこともあるのです。
私は、人生の選択を幅広く選ぶことの重要性を強く信じています。自分の人生を一貫していると思うことで、自分自身を閉じ込めてしまうことは避けたいのです。私たちが成長し、進化し、よりよいその時の幸せを見つけるためには、新たな経験や挑戦を通じて自分自身を広げることが必要だと思うのです。
最後に、私はこれが私自身にとっても課題であると思っています。私も特定のものや道に縛られずに、探求心を持ち、自由な人生を送ることを目指しています。
